恐がる子どもを無理に治療して、歯科恐怖症になってしまうことだけは、避けなければいけません。恐がる場合は、まず歯科医院の雰囲気に慣れてもらい、歯磨きの練習などから少しずつ始めていきます。幼少期から歯科医院へ通い、口腔内の管理をしていくことは、生涯健康で過ごすためにとても重要なことです。最初は大泣きでも、今では上手に通えるようになりニコニコで帰っていくお子様がたくさんいます。『歯医者さんって怖くないもんね』と言ってくれるお子様が、一人でも増えてくれるよう努めていきたいと思います。
診療室は全て個室なので、周囲の目を気にすることはありません。たとえお子様が泣きだしても大丈夫です。またDVDを見ながら治療もできますので、お気に入りのDVDがあればお持ち頂いてもかまいません。院内にも各種DVDを取り揃えています。
待合室にはキッズコーナーを完備してお子様の来院をお待ちしています。楽しんで遊べるように子供好みのおもちゃも揃えています。
以前は、虫歯を早く見つけて削って詰める治療が一般的でした。しかし一度削って詰物をすると二次虫歯になりやすいため、歯の寿命は短くなってしまいます。
当院では虫歯の進行度合いを『ダイアグノデント』という器械で定期的に確認し、虫歯の進行を防ぐようにしています。できるだけ歯を削らなくてすむよう心掛け、専門的クリーニングやフッ素塗布、分かりやすい生活指導に力を注いでいます。
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌が存在しません。そのまま虫歯菌に感染しなければ、生涯虫歯にならずに過ごすことができます。
食事のときに、おうちの方が噛んで柔らかくする、フーフー吹いて冷ましてから食べさせる、ジュースの回し飲みをするなどはできるだけ避けましょう。日常生活で虫歯菌がうつらないよう心掛けていくことが大切です。
